こんにちは！しらしぐです。
今回は、竹原市の町並み保存地区について紹介します。竹原市は別名「安芸の小京都」と呼ばれ、古くから製塩（せいえん）の町として発展してきました。町並み保存地区はその当時からの町並みを見学することができ、時の流れを肌で感じることができる場所です。また、数多くの映画やドラマ・アニメの舞台ともなりました。
ぜひ、お近くにお越しの際には訪れてみてはいかがでしょうか？
竹原市について
竹原市について簡単に説明します。
竹原市は、広島県中央南部に位置し瀬戸内海に面し海と山に囲まれている自然豊かな町です。竹原市の歴史は古く、室町時代から続いています。江戸時代後期に製塩（せいえん）・酒造業で大きく発展しました。
少し前になりますが、「時をかける少女」やNHK連続ドラマ「マッサン」の舞台、アニメ「たまゆら」の聖地になり、さらに最近では映画「るろうに剣心」のロケ地にもなりました。何かと話題がある街だと思います。
町並み保存地区までのアクセスは次の通りです。
・広島空港からタクシーまたはバスで約30分
・広島市内から高速バスで約90分
・JR呉線の竹原駅から徒歩約10分
と様々あります。国道185号線沿いをドライブしつつ訪れることも可能です！
町並み保存地区～観光スポット編～
それでは、町並み保存地区の様子を見てみましょう。
各項目をクリックすると該当場所にジャンプします。
1）町並みの様子
2）普明閣（ふめいかく）
3）おかかえ地蔵
4）胡堂（えびすどう）
5）松坂家住宅
6）竹原駅（番外編）
※町並み保存地区内に住まわれている方もいます。観光する際はプライバシーの配慮をお願いします。
1）町並みの様子
江戸時代に建築された当時の町の様子を見学できます。落ち着いた町並みを眺めながら散策を楽しむことができます。四季毎に行事が行われていますが、中でも人気なのが毎年10月末頃に開催される「憧憬（しょうけい）の道」です。街並み保存地区全体が竹灯りでライトアップされます。竹灯りと町並みがマッチし、インスタ映え間違いなしです。
2）普明閣（ふめいかく）
1758年に西方寺（さいほうじ）の観音堂として建築され、戦国武将の小早川隆景（こばやかわたかかげ）が関わったとされています。広島県需要文化財の「木造十一面観音立像」を祀っています。普明閣のモデルは京都の「清水寺」で、どことなく雰囲気を感じますね。
普明閣は町のどこからでも見ることができ、また普明閣からは竹原の町を一望することができます。まさに竹原の町のシンボルですね！
3）おかかえ地蔵
1650年に創建されたお地蔵様です。まちなみ竹工房横の路地を抜けた先に祀られています。願い事を想いながらお地蔵様を抱きかかえ、軽いと感じると願い事が叶うとされています。
4）胡堂（えびすどう）
塩田業が盛んだったころの竹原は上市、下市に分かれていたそうです。その中で胡堂は上市の商業の守り神として祀られ、今も地域を見守っています。
胡堂は映画「時をかける少女」において、未来と現在をつなぐキーポイントとして描かれています。「屋根の壊れたお堂」のシーンがあったと思います。それが、この胡堂なのです。また、嵐が出演したCMで「手裏剣のような格子」のシーンがあったと思います。それもこの胡堂にあります。
いろいろなメディアに取り上げられてますので、ぜひじっくりと探してみてください！
5）旧松阪家住宅
江戸時代の代表的な商家であった松坂家の住宅です。江戸時代末期の文政の頃に建造され、明治12年に改築され、現在の姿となりました。この松坂邸も嵐のCMに取り上げられました。それが、「幸せのハート」です。ぜひ、探してみてください！
本当は、もっと見どころがあるんですが長くなりすぎるのでここまでにしときます。観光マップを掲載しますので、散策する際の参考にしてください！
6）竹原駅（番外編）
番外編ですが、JR呉線の竹原駅を出た足元に注目してください！「おかえりなさい」と書かれています。これを見るだけでもほっと一息しますね。初めて訪れても不思議と「帰ってきたな～」と思うような街が竹原市です。
町並み保存地区～グルメ編～
町並み保存地区で食べられるグルメをいくつか紹介します。町並み保存地区では、いくつかの飲食店があります。その中で私がおすすめするお店をピックアップしましたので、ご紹介します。
1）村上ベーカリー
2）お好み焼き ほり川
1）村上ベーカリー
開店前から常に並んでいる竹原市で人気のパン屋さんです。人気の商品は「竹原ビーフカレーパン」です！開店後すぐに売り切れてしまうほどの人気です。大きさは成人男性の手のひらサイズで、外はサクッと中はしっとりとしており、中にはビーフカレーがぎっしり詰まっています。ビーフカレーもスパイスが効き病みつきになるほど絶品で、ゴロゴロとしたお肉を味わえます。
憧憬広場にベンチがあるので、そちらでのランチはいかがでしょうか？竹細工が施された風車を見ることができますよ。
2）お好み焼き ほり川
お昼時になると30分待ち以上は必須なほどの人気店です。アニメ「たまゆら」のモデル（お好み焼きほぼろ）になりました。ほり川は大正8年に創業した老舗醤油醸造元を改装したお好み焼き店で、内装は当時を思わせるような落ち着いた雰囲気です。人気メニューは「たけはら焼」です。酒粕が入っており口の中にふんわりと広がる酒粕の風味が絶品です。お好み焼きに酒粕を入れるのは、蔵元の竹原ならではですね。もちろん、「たまゆら」とのコラボメニューありますよ！
その他としては、「瓦そば」、「穴子飯」、「ラーメン」など様々あります。どこもおいしいので、訪れた際のフィーリングで入店するのも面白いですね。
竹原が舞台となった作品
竹原市が舞台となった作品をいくつか紹介します。
観光後に作品を見ると「本当にそのまんま！」という印象を受けると思います。
1）時をかける少女
2）たまゆら
3）マッサン
1）時をかける少女（TVドラマ、アニメ）
筒井康隆が原作のSF小説です。ラベンダーの香りを嗅いだことでタイムトラベラーの能力を身に着けた中学3年生の「芳山和子」が、その能力を通じて重ねていく経験や思いをサスペンス要素や青春などを交えて描いています。
1972年に「タイムトラベラー」としてテレビドラマ化されました。その後、1983年公開の大林宣彦監督による実写映画や、2006年公開の細田守監督によるアニメ映画など合計9回にわたって映像化されている人気作品です。
町並み保存地区は「お好み焼きほり川」や「胡堂」、「西方寺」など多くの場所が演者の休憩場所やモデルとなりました。
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2）たまゆら（アニメ）
佐藤順一監督の作品で、竹原市が舞台のアニメ作品です。写真好きの女子高生「沢渡楓」が小さいころに父親を亡くしてしまいます。そのきっかけで大好きであったカメラと父親のふるさとである竹原市から離れるようになりました。とあるきっかけで、父親との思い出が詰まったカメラを見つけ、竹原市の高校進学を決意。昔の幼馴染と新しい友達と一緒に父親との思い出や想いを感じつつ、自分たちの将来の夢を追いかける物語です。
作品はOVA（たまゆら）をはじめとしテレビアニメ１,2期（hitotose、もあぐれっしぶ）、劇場版（完結編）と全4作品、中学卒業～高校卒業まで描かれており心温まるストーリーです。町並み保存地区を中心として竹原市や呉市、神奈川県の汐入（しおいり）まで詳細に描かれています。
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3）マッサン（連続テレビ小説）
NHK大阪放送局制作で2014年9月29日～2015年3月28日まで放送された連続テレビ小説です。ヒロインにはシャーロット・ケイト・フォックスが起用され、NHK連続テレビ小説で初の外国人ヒロインとなりました。
物語は大正時代で、造り酒屋の跡取り息子がウィスキー（ジャパニーズウィスキー）作りを学ぶため、単身で本場のスコットランドに留学、そこで出会ったスコットランド女性と結婚します。ヒロインは日本とスコットランドの文化の違いに戸惑いつつも、異なる文化を学びながら成長していく姿を描いた作品です。モデルはニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝とその妻リタ（ジェシー・ロベルタ・カウン）で、タイトルの「マッサン」はリタが政孝のことを呼んだことにちなんでいるそうです。
竹原市のロケ地は「竹原酒造」で生家として撮影が行われました。
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その他、映画「るろうに剣心」や映画「吟ずる者たち」など、様々な作品が舞台となっています。実際に訪れてロケ地巡り・聖地巡礼をしてみてください！
いかがでしたでしょうか？
今回は、竹原市の町並み保存地区について紹介をさせていただきました。
お問い合わせよりコメントなどを頂ければ励みになります！
最後までお読みいただきありがとうございました！
