【3月権利確定】QUOカード優待のおすすめ銘柄!

優待ライフ
しらしぐ

 高配当、株主優待が大好きな副業投資家です。
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・FP3級
・2023年配当金総額72万
・広島と護衛艦が大好きな人

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こんにちは!しらしぐです。

 今回は、3月末に権利確定した銘柄のうち、QUOカードを優待品として取扱っている銘柄について紹介します。
 QUOカードや金券などの株主優待は人気ですが、優待廃止や改悪など十分に銘柄を選ばないと大きく損失を出してしまう場合があります。そこで、3月権利のおすすめの銘柄と選ぶ際の重要ポイントを合わせて紹介します!

※投資は自己責任でお願いします。

3月末権利確定のQUOカード優待

 ここでは、私が実際に3月末に権利を確定しGETしたQUOカード優待を実施している銘柄について紹介します。
①全国保証(7164)
②ソーダニッカ(8158)
③みずほリース(8425)
④リコーリース(8566)
⑤日本取引所グループ(8697)
記載している情報は2023年7月11日現在です。

①全国保証(7164)

・株主優待権利日:3月末
・配当権利日:3月末
・必要株式数:100株以上
・配当金:148円/株
・長期優待:あり
・優待内容:1年未満→QUOカード3,000円相当
      1年以上→QUOカード5,000円相当または同額分のカタログギフトより1点

 全国保証は一言でいうと、「住宅ローンの保証を行っている会社」です。住宅を購入する場合に、住宅ローンを検討すると思います。住宅ローンを組むには、返済能力のある連帯保証人が必要となります。全国保証はその連帯保証人を引き受けてくれる事業を行っている会社です。

②ソーダニッカ(8158)

・株主優待権利日:3月末
・配当権利日:3月末、9月末
・必要株式数:1,000株以上
・配当金:28円/株(中間:14円/株、期末:14円/株)
・長期優待:なし(※100株以上の継続保有でプレミアム株主優待のポイントを引継可能)
・優待内容:共通→QUOカード3,000円相当
      保有株式に応じたプレミアム株主優待のポイント付与

 ソーダニッカのプレミアム株主優待については、過去に記事をまとめてますのでご参考にしてください。

 ソーダニッカは苛性ソーダ・塩素酸ソーダ・過酸化水素などナトリウム系薬品を中心に取り扱う専門商社の1つです。

みずほリース(8425)2023年分で株主優待を廃止

・株主優待権利日:3月末
・配当権利日:3月末,9月末
・必要株式数:100株以上
・配当金:148円/株(中間:83円/株、期末:65円/株)
・長期優待:あり
・優待内容:1年未満→QUOカード3,000円相当
      1年以上→QUOカード4,000円相当

 みずほリースは産業工作機械、情報通信機器、医療機器などの設備投資に係わるリースを行っています。金融分野やM&Aの活用等を通じて事業領域を拡大させている会社です。

④リコーリース(8566)

・株主優待権利日:3月末
・配当権利日:3月末,9月末
・必要株式数:100株以上
・配当金:145円/株(中間:65円/株、期末:80円/株)
・長期優待:あり
・優待内容:保有株式数及び継続保有年数に応じる
      ※カタログギフトはQUOカードへの選択も可能

株式数1年未満1年以上3年未満3年以上
100~299株2,000円相当4,000円相当5,000円相当
300株以上5,000円相当8,000円相当10,000円相当のカタログギフト※

 リコーリースはみずほリースと同じく、一般的な設備に対するリースやファイナンスの提供に加え、集金代行などの手数料ビジネス、太陽光発電・不動産関連の事業運営などを行っています。

⑤日本取引所グループ(8697)2025年3月末で廃止

・株主優待権利日:3月末
・配当権利日:3月末,9月末
・必要株式数:100株以上
・配当金:65円/株(中間:28円/株、期末:37円/株)
・長期優待:あり
・優待内容:1年未満→QUOカード1,000円相当
      1年以上2年未満→QUOカード2,000円相当
      2年以上3年未満→QUOカード3,000円相当
      3年以上→QUOカード4,000円相当

 日本取引所グループは、株式市場において有価証券の取引ができるようにグループ全体で、取引所金融商品市場の開設・運営に係る事業を行っています。

QUOカード優待を選ぶ時の重要ポイント

 QUOカード優待は非常に人気がありますが、同時に株価が急落のリスクがあります。実際に優待条件の変更や改悪・廃止となったことで、株価が急落し大きな損失が発生してしまった方もいると思います。
 そこで、私がQUOカード優待において大切にしているポイントをいくつか紹介します。

【重要ポイント‼】
①長期保有条件があること
②時価総額が大きい会社
③総配当性向(利益に対する配当金+優待の合計額の割合)50%以内
※長くなってしまったので、開閉ページとしました。ご興味がある方はご覧ください。

 長期保有を前提に「複数回株主番号が同一」であることを条件に挙げている銘柄は株式優待をなくすことが少ない傾向にあります。この理由は、会社としても「長期的に株式を保有している株主を優遇したい」といった株主還元の現れと思います。
 会社側としては、「個人投資家の割合が増加し、会社の評価が安定する(=時価総額が安定する)」といったメリットがあるので、利益が安定している会社ほど株主優待の改悪や廃止は行わない傾向にあると私は考えています。

 基本的に株式市場は「需要と供給のバランス」で成り立っています。「四半期決算での業績が悪い」や「悪材料が出た」場合などは株を売りたい人が多いため、株価が下落します。これは「売り手が買い手よりも多い」ので成立し、下落した場合でも値が付いていれば「売り手=買い手の需給状態が成り立っている」ことを意味します。
 しかし、時価総額が小さい会社で「売り手が多く買い手が少ない」といった状況になると買い手がいなくなるため「株価が大きく下落し、最悪の場合ストップ安、数日間値が付きません」。500円~数千円程度のQUOカードを貰うために株価が暴落、大きな損失を出してしまっては目も当てられません。
 そのため私は、「時価総額が大きい会社」を選ぶようにしています。

 これは、株主優待だけでなく「安定した配当金を得る」手法にも必要な目安と考えています。ただし、総配当性向については人それぞれの考えがあるので、参考程度にしてください。私としては、配当金のみの会社でも50%を目安としています。
 総配当性向が高い(個人的には70%前後)会社の場合、利益のほとんどを株主に還元しなければならないため、「配当金または株主優待を改悪・廃止する」といった会社が多くなる傾向にあります。配当金の減配や株主優待の改悪・廃止は株価下落の要因となるので、未然防止する目的が大きいです。
 このように解説しましたが、例外があります。それは、過去より総配当性向の高い会社で「利益が右肩上がり(EPSが毎年増加)の会社」です。このような会社は数少ないですが、業績が増加傾向であるので配当・株主優待を維持することが可能となります。

 これらはあくまでポイントですので、ご参考まで。ご自身でルール作りをなさってみてはいかがでしょうか?今回の銘柄以外も保有しているので、今後紹介させていただきます。

おすすめの銘柄

 今回ご紹介した銘柄の中で、特におすすめな銘柄を紹介します。おすすめ順に紹介しますので、ぜひ検討なさってください!

第1位:リコーリース(8566)

 配当金や優待情報はこちらから!

おすすめする理由
 ・長期保有条件がある
 ・時価総額が大きい
 ・総配当性向が約40%と余力がある
 ・連続増配を実施中(24期連続見込み)

 リコーリースは時価総額が大きいこと、長期保有条件があることなど重要ポイントをすべてクリアしています。さらには、連続増配企業であり23期連続で増配しています。今期も増配予定であるため、24期連続となる見込みです。また、利益も右肩上がりであるため、配当と優待の二刀流に期待できる銘柄です。長期保有でQUOカードが最大で10,000円相当がもらえるため、第1位としました。

第2位:みずほリース(8425)

 配当金や優待情報はこちらから!

おすすめする理由
 ・長期保有条件がある
 ・時価総額が大きい
 ・総配当性向が約30%と余力がある
 ・連続増配を実施中(20期連続見込み)

 みずほリースもリコーリースと同様で重要ポイントをクリアしており、利益も肩上がりの会社です。連続増配記録は20期連続を見込んでいます。こちらも安心して持てる銘柄ではないでしょうか?
 リコーリースとの差はもらえるQUOカードの金額の差です。みずほリースは最大で4,000円相当です。この理由で第2位としました。

 その他の銘柄もおすすめですので、ご自身で配当性向や利益推移などの情報を集め、自分なりのポイントを作ってみてはいかがでしょうか?

 株価変動のリスクがなく、少しのコストで株主優待をGETする方法としてクロス取引があります。クロス取引について解説していますので、ご参照ください。

クロス取引を利用するには、複数の証券口座を保有することをおすすめします。松井証券は一日当たりの約定金額が合計で100万円以下となる場合はすべて無料となります。クロス取引専用の口座としてのご利用はいかがでしょうか?

 いかがでしたでしょうか?今回は、私が3月末に権利を確定したQUOカード優待がある銘柄を一気に紹介しました。QUOカード優待は株価急落のリスクがありますが、しっかりとした銘柄選定を行うことで安定的に配当金とQUOカードをGETすることができます。比較的安定して株主優待をGETして優待ライフを満喫してみてはいかがでしょうか?
お問い合わせよりコメントなどを頂ければ励みになります!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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