【配当金が振り込まれない…。なんで?】配当金の受け取り方法について紹介!

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しらしぐ

 高配当、株主優待が大好きな副業投資家です。
「0円から始めるポイ活×資産運用」を実践中!
・FP3級
・2023年配当金総額72万
・広島と護衛艦が大好きな人

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 こんにちは!しらしぐです。

 株式投資を始めたのに「配当金が振り込まれない…。」なんてことになってませんか?その原因としては、配当金の受け取り方法が関係し、受け取り方法が「従来方式」となっているためです。
 そこで、今回は配当金の受け取り方法の解説と、従来方式での受け取り方法について紹介します。受け取り期間を過ぎた場合も紹介していますので、お困りの場合は参考になさってください。

配当金の受け取り方法

 配当金の受け取り方法は3種類あります。
①株式数比例分配方式
②登録配当金受領口座方式
③従来方式

①株式数比例分配方式
 お使いの証券口座に配当金が自動で振り込まれる方式です。配当金の確定後、自動で振り込まれるので、手間がかからずおすすめの方式です。

②登録配当金受領口座方式
 指定した銀行口座に配当金が自動で振り込まれる方式です。あらかじめ、ご希望の銀行口座を登録しておく必要があります。配当金を別管理したい方にはおすすめの方式です。
【注意点】
 登録できる銀行口座は「本人名義」限定となります。

③従来方式
 配当金を郵便局や銀行で直接得られる方式です。配当金の金額が確定された後(基本は株主総会後)、「配当金領収書」という書類が送られてきます。送られてきた書類に受領印を捺印し、指定された金融口座に持っていくことで配当金をもらうことができます。
【注意点】
窓口のみの対応となるため、開局している時間内に行かないといけません。
受け取り期間内に受領する必要があります(期間外でも受け取りは可能です)。
・配当金の受け取りは基本的に本人限定。委任状を持参することで、委任することができます。

 なかなか経験できることではないので、一度は従来方式での受け取りを体験してみてはいかがでしょうか?しかし、手間がかかるので私としては①の「株式比例分配方式」をおすすめします。

 配当金の受け取り方法の変更方法については、「お客様情報の設定・一覧」内にあります(※証券口座で多少異なります)と思います。その中の「国内株式配当金受取方法」で変更可能です。

従来方式を利用した配当金の受取方法

 従来方式を利用すると図のような「配当金領収書」が送付されます。この配当金領収書と身分証を持参し、お近くの郵便局または指定された銀行窓口で手続きすると「支払金額」に記載された配当金を受け取ることができます。ポイントは以下の通りです。

①受領印
 →押印(可能なら朱肉式の印鑑、シャチハタでもOKでした)

②払渡しの期間
 →該当期間中でのみ配当金を受け取ることができます。
  期間を過ぎてしまった場合も受け取り可能ですが、少し手続きが煩雑となります。
  期限が過ぎてしまった場合はこちらから!

③配当金を受け取れる金融機関
 →図では「ゆうちょ銀行」となります。会社によってはゆうちょ銀行以外となる場合も
  ありますので、必ず指定されている金融機関で手続きを行いましょう!

 準備が整ったら窓口で配当金を受け取りましょう!窓口で配当金を受け取るためには下記の持ち物が必要となります。
・配当金領収書(押印済みならばスムーズです、印鑑を持参しその場で押印でもOK)
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・委任状
・印鑑(念のため)

払渡し期間を過ぎてしまった場合

 配当金払渡し期間中にうっかり忘れてしまった場合や多忙で窓口まで行けなかった場合は以下の手続きを行うことで、配当金を受け取ることが可能です。

①指定された金融機関で受け取る
 →払渡し期間と同じ方法で受け取り可能です。対応している金融機関は裏面に記載されています。

②こちらが指定した口座に振り込む
 →配当金領収書の裏面に振り込み先を指定する欄があります。そちらに必要事項を記載し、仲介している金融機関に配当金領収書を郵送します。この時に、受領印を押し忘れないようにしましょう!受領印がない場合は、配当金を受け取れません。ただし、受け取りの際には「本人名義の銀行口座」が必要となります。この場合、「登録配当金受領口座方式」と同じ方法となります。

③配当金の受け取り期間に注意
 →詳細はこちらをご確認ください。一定期間を超過すると、配当金の受け取りができなくなる可能性があります。

【参考】従来方式の注意点

 従来方式の場合の注意点を下記にまとめます。気になる項目をご参照ください。
※長いので、折りたたんでます。

配当金には受け取れる有効期間が存在」します。配当金の受け取り期間は会社ごとに定められており、配当金領収書に小さく記載されています(大体の会社が3年ほど)。受け取り期間を超過した場合は、配当金の支払いを拒否される場合があります。
 受け取りの有効期間を過ぎてしまっている場合は、「株主名簿管理人」で定められている金融機関に連絡してみましょう!受け取れる場合があります。

比例分配方式の場合は証券口座内で自動で損益計算されるので、含み損や損切り時のの税金還付が行われます。しかし、「従来方式」や「登録配当金受領口座方式」は配当金を直接もらうため、証券口座で損益計算が行われません。したがって、含み損などを抱えている場合でも税金が還付されません。税金の還付(含み損の場合)には確定申告が必要です。確定申告を行う場合は、「配当金計算書」が必須となります。書類は捨てないように注意しましょう!

顔写真付きの本人確認書類が必須となります。運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの公的証明書を持参しましょう。ただし、複数の会社からの配当金が合計で10万円を超過する場合は非該当となります。あくまで、「1つの会社から」がキーワードです。

配当金の受け取りは基本的に「本人」となります。ただし、本人が受け取れない場合は「領収書裏面の委任欄」に直筆で必要事項を記載することで、委任することができます。委任者の場合も、委任者本人の本人確認書類が必要となります。

 いかがでしたでしょうか?今回は、「配当金の受け取り方法について」解説しました。従来方式では配当金を受け取りに金融機関に行く必要があります。受け取り期間が限られていますので、お忘れなく!
お問い合わせよりコメントなどを頂ければ励みになります!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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