こんにちは！しらしぐです。
今回は、福山市の観光スポットである『ふくやま草戸千軒ミュージアム』を紹介します。福山駅から徒歩5分ほどに位置し、中世民衆の町として栄えた「草戸千軒」をメインに福山市や瀬戸内周辺の歴史について紹介している博物館です。
博物館にあるメインの展示室はドラマ撮影などが行われたこともあり、博物館では貴重な存在と思います。福山駅からも近いため、スキマ時間に見学されてみてはいかがでしょうか？
館内の様子～常設展など～
※館内では一部、撮影禁止エリアがあります。今回は撮影可能エリアのみ撮影しています。
常設展は、主に3つの展示室から構成されています。それぞれを簡単に紹介いたします。
・通史展示室「瀬戸内の歴史をたどる」
・草戸千軒展示室「よみがえる草戸千軒」
・近代文化展示室
・通史展示室「瀬戸内の歴史をたどる」
瀬戸内の「民衆生活」、「交通・交易」をテーマに、資料やレプリカ、模型などを用いてわかりやすく解説しています。
内部には「ミニ展示」があり、この展示では２か月ごとに入れ替えを行っており、博物館所蔵の資料を中心に、特定のテーマを決め紹介しています。
・草戸千軒展示室「よみがえる草戸千軒」
こちらは下記で紹介していますので、そちらをご覧ください。
・近代文化展示室
ミニ展示同様に２か月ごとに展示物が入れ替わります。博物館所蔵の資料を中心に、福山市周辺や瀬戸内周辺の文化をテーマに紹介しています。
福山は、江戸時代後期を代表する漢詩人である「菅茶山（かんちゃざん）」の出身地ということもあり、菅茶山に関するテーマが多いです。知らない方が多いと思いますが、分かりやすく解説がありますので、当時の歴史背景などを学びながら菅茶山を知ることができます！
菅茶山が開いた「廉塾ならびに菅茶山旧宅」は国の特別史跡に指定されています。合わせて見学なさってみてください！
その他、エントランス展示や１階にも展示室があります。１階の展示室は昔ながらの遊び（お手玉やだるま落としなど）や平安時代の衣装試着などを体験できるコーナーもあります。お子様と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか？
館内の様子～草戸千軒展示室～
草戸千軒展示室は、「よみがえる草戸千軒」をテーマに、草戸千軒の町並みを実物大で再現しており、ふくやま草戸千軒ミュージアムのメインとなっています。ここでは、船着き場や市場、人々の暮らしを学ぶことができます。
草戸千軒について簡単に解説すると、草戸千軒は約600年前を中心に、海岸から堀割で少し入ったところに位置しています。当時は、港町・市場町として繁栄しましたが、何かしらの理由により約16世紀ころに町全体が放棄され、洪水などの影響で芦田川の川底に沈んでしまいました。その後、1973年（昭和43年）に発掘チームが結成され、1994年（平成6年）まで発掘調査が行われました。
その発掘調査をもとにして展示室は作られました。展示室では、船着き場はもちろん、市場での取り扱い商品、人々の暮らしや職人（漆師、鍛冶屋、下駄職人など）の暮らしについて肌で感じることができます！
また、この展示室では映画「探偵ミライの事件簿 星籠（せいろ）の海」のロケが行われました。玉木宏さんが実際に訪れ、撮影されていますよ！
アクセス
ふくやま草戸千軒ミュージアムは福山駅北口から徒歩で約5分程度（約0.5km）です。近くには「福山城」や「ふくやま美術館」があります。周辺散策をしてみてはいかがでしょうか？
ふくやま草戸千軒ミュージアムホームページ：
ふくやま草戸千軒ミュージアム（広島県立歴史博物館） | 広島県教育委員会 (hiroshima.lg.jp)
住所：広島県福山市西町2-4-1
TEL：084-931-2513
開館時間：9:00～17:00（最終入館は16:30）
休館日：毎週月曜日（祝休日の場合は翌日の火曜日）、年末年始（12/28～1/1）
駐車場：駐車場あり（有料）、博物館の利用で1時間無料
福山市周辺の観光にはレンタカーがおすすめです。JR福山駅周辺に複数のお店がありますので比較してみてはいかがでしょうか？
いかがでしたでしょうか？
今回は、福山市の観光スポットである『ふくやま草戸千軒ミュージアム』について紹介しました。メインの展示室は当時を思わせる造りとなっており、細部まで作りこまれています！
福山駅からも近く、付近には「美術館」や「福山城」がありますので、瀬戸内周辺や福山市に関する歴史・美術・文化を一気に知ることができますよ！
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最後までお読みいただきありがとうございました！
