みなさん、こんにちは!しらしぐです。
今回は、福岡県にある観光名所の1つである『福岡城』を巡ってきたので紹介させていただきます。
福岡城は現在、鶴舞公園として整備され毎年「福岡城さくらまつり」が開催されるさくらの名所でもあります。また、福岡城は軍師で有名な黒田官兵衛とその息子である長政が築城しました。天守閣を建造せず、47基もの櫓を建て九州で1,2を争うほどの大きなお城であったとされています。
主な見どころ
公園内を案内板に沿って散策することで、福岡城の散策をすることができます。途中で天守台や壮大な石垣、重要文化財の多聞櫓などを見ることができます。天守台からは、福岡の町並みを見ることができますよ。
主な遺構としては、「多聞櫓」、「伝潮見櫓」、「石垣」です。なお、天守閣はありません(存在自体が確認されていません)。
福岡城跡の散策
福岡城跡には写真のような看板が見学スポットごとに設置されています。看板には、当時をCGで再現した写真と、解説・次の場所が記載されています。順番に巡ることで福岡城の歴史や大きさを感じることができます。
それでは、福岡城跡の見どころをいくつか紹介します。
0)鴻臚館(こうろかん)
1)東御門跡
2)本丸表御門・裏御門
3)小・中天守台と大天守台
4)多門櫓(重要文化財)
5)下之橋御門と(伝)潮見櫓
6)石垣
0)鴻臚館(こうろかん)跡展示館
福岡城とは直接関係ありませんが、敷地内にありますのでお城の観光の前または後に訪れてみてください。東御門の左手側に鴻臚館跡展示館があります。
鴻臚館は飛鳥・奈良・平安時代の外交施設です。中国大陸や朝鮮からの使節団の迎賓館として、さらに日本の外交使節である「遣唐使」や「遣新羅使」の宿泊施設として使用されていたそうです。内部にはその当時の建物を再現したものや出土した遺物について見学することができます。
1)東御門跡
三の丸から東二の丸へ続く櫓門とされています。門に入ると直角に曲がる構造となっており、攻めづらい構造であったと考えられます。また、三の丸は「黒田二十四騎」と呼ばれる重臣たちの屋敷があったそうです。
2)本丸表御門・裏御門
二の丸から本丸へあがる地点に櫓門形式の本丸表御門があったそうです。日常的に使用される「裏御門」とは対照的に、「表御門」は特別な日に使用されました。
3)小・中天守台と大天守台
福岡城には大天守の西側に小・中を思わせる櫓が建造されました。大天守と小・中天守台を形成している石垣は本丸を分断した全国的に珍しい作りとなっています。
大天守台からは西側の大濠公園と「福岡タワー」を見ることができます。なお、福岡城天守閣の存在については現在も解明されていません。
4)多門櫓(重要文化財)
多門櫓は「南北の隅に設置された櫓」とそれをつなぐ「平櫓」から構成されています。南隅櫓と平櫓は築城時から建っており、嘉永6年(1853年)に大きな改築を行い現在の姿になりました。平櫓は高さ9mの石垣の上に建ち、「鉄砲狭間」や「石落とし」などの防御施設が備わっています。
5)下之橋御門と(伝)潮見櫓
下之橋御門は城の西側にあり東側の上之橋御門とともに、城内に入るための門として使用されました。下之橋御門は平成8年(2000年)に半焼、平成20年(2008年)に復元されています。
一方、(伝)潮見櫓は大正時代に旧黒田家別邸に移築された櫓が潮見櫓として伝わり、昭和31年(1965年)に現在の下之橋御門横に再移築されました。
近年の調査で城内の櫓が潮見櫓であることが明らかになったため、(伝)を付けて呼ばれるようになりました。
6)石垣
福岡城跡には所々に写真のような大きな石垣を見ることができます。写真では伝わりにくいですが、大きく迫力がありますので、ぜひご覧になってください!
福岡城の基本情報
簡単に福岡城の基本情報をまとめました。
城名:福岡城
別名:鶴舞城
築城:1601年(慶長6年)
築城者:黒田長政
主要城主:黒田氏
文化財情報:国指定史跡、重要文化財1件
近年の復元・整備:平成17年 下之橋御門石垣積替え工事
平成18年 上之橋御門石垣積替え工事、下之橋御門復元工事
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アクセス・駐車場情報
住所:〒810‐0043 福岡県福岡市中央区城内
TEL: 092-711-4666
駐車場:周辺に有料駐車場あり
公式サイト:【公式】福岡城・鴻臚館 (fukuokajyo.com)
最寄駅:福岡市営地下鉄「赤坂駅」2番出口から徒歩約10分
福岡市営地下鉄「大濠公園駅」5番出口から徒歩約10分
いかがでしたでしょうか?
今回は、福岡城について紹介をさせていただきました。
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最後までお読みいただきありがとうございました!