こんにちは!しらしぐです。
遅くなってしまいました。今回は、「どっちが良い?インデックス投資と個別株投資」というテーマでまとめてみました。
これまで、ポイ活で稼いだお金のみで個別株投資を行ってきましたが、今回はインデックス投資と私の成績評価をしてみました。
インデックス投資と個別株投資の違いやメリット、デメリットを理解し、自分にとって最適な手法を見つける起点となれば幸いです。
この記事では、「身近な副業のポイ活を利用し、現金を稼ぎ資産運用をできるのか?」というテーマで連載を行っています!今回は、その番外編となります。
最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします!
※投資は自己責任でお願いします!
こんな方におすすめです!
この記事はこんな方におすすめです!
初めて投資、資産形成を行う人資金が少なくて投資を始められてなかった人
個別株や債券、J-RIETを初めて買う人
ポイ活を利用されている人、初めてポイ活する人
また、今回の記事につきましては以下がポイントとなります。
インデックス投資と個別株投資はどちらがいい?個別株投資でインデックス投資に勝てる確率は?
配当金で暮らしはどう変化する?
投資初心者の方でもわかりやすく、0円からどこまで稼げるのか?
どこまで資産形成ができるのか?お楽しみ下さい!
結論
いきなりですが、結論を記載します。
ありきたりな結論で申し訳ございません。データを見る限り、この結論以外はないと思います。
では、「なぜ、この結論となったのか?」を順番に説明していきます。
なぜ、この結論となったのか?
では、なぜこのような結論となったのかを説明していきます。
各指数との比較
初めに、各指数と私の9か月のリターンを比較します。なお、期間および参照指数は以下を使用しています。
・期間:2023年10月末~2024年6月末
・指数:eMaxisSlimシリーズの基準価格
期間については、一番最初に個別株を購入したタイミングが昨年の11月中のため、10月末をスタートとし、比較指数については有名なeMaxisSlimシリーズを使用し比較しました。
結果は、下表の通りとなりました。
連動指数 | 対象銘柄 | リターン(%) |
S&P500 | eMaxis Slim 米国株式 | 42.95 |
オールカントリー | eMaxis Slim オールカントリー | 37.95 |
日経225 | eMaxis Slim 国内株式 (日経平均) | 29.48 |
TOPIX | eMaxis Slim 国内株式(TOPIX) | 26.24 |
– | しらしぐ | 3.92※ |
※配当金を含む(税引き後の金額)
インデックス投資の圧勝ですね…。円安の影響もありますが、相手になりませんでした(;´д`)。
どうしてこうなったのか?
では、なぜこうなったのか?を考えてみます。
先ずは結論を先に記載します。主に2つです。
・分散ができていない
・配当株を購入している
先ず、1つめの「分散ができていない」について解説します。
皆さんは、各インデックス指数に採用されている銘柄数は何銘柄かご存じでしょうか?
下表をご覧ください。
構成指数 | 組入銘柄数 |
日経平均 | 225 |
東証株価指数 | 約2,150 |
S&P500 | 500 |
オールカントリー | 約3,000 |
しらしぐ | 11 |
一目瞭然ですが、銘柄数が断然違いますね。もっと銘柄数を増加できれば、TOPIX並みのリターンを得られるはずです。
次に、「配当株を購入している」についてです。
詳細は割愛させて頂きますが、一般に「配当を出している」企業は成熟企業に多いです。特に、高配当株であれば尚更です。
株価を企業価値と考えてみてください。企業価値を上げるためには、社内投資を行い経営基盤の構築が必要で、資金が必要です。
「配当」は売り上げの一部を株主に還元するものです。よって、配当を出している企業は還元分の資金効率が低下するため株価が上昇しにくい傾向にあります。裏を返せば、株価が安定しやすい傾向にあるともとらえられます。
すべての企業には当てはまりませんが、配当株はこのような性質を持っています。
では、どうしたら個別株投資がインデックス投資に勝てるのか?を考えてみましょう!
インデックス投資に勝つためには?
個人投資家の大半が考える難題ですが、「インデックス投資に勝つ方法」を考えてみましょう?
実は簡単です。答えは「インデックス指数以上のリターンの銘柄に投資する」です。
正直、「はぁ、何言っているの?」、「当たり前じゃん!」ですね。
では、実際に「平均以上のパフォーマンスを示している銘柄がどのくらいあるのか?」を見たこと、調べたことはありますか?多分ないですよね。ということで、具体的に見ていきましょう!2023年12月を例にしてみます。
12月の各指数の対先月のリターンを表に示します。
指数 | 対11月 |
日経平均 | +28% |
TOPIX | +25% |
では、この上昇率を上回った銘柄はどのくらいあったのでしょうか?その数は…
・日経平均→225社中の9社
・TOPIX →約2,150社中の約100社
なんと、4~5%ほどしかありません。2024年7月現在で、日本の上場銘柄数は3,948銘柄です。同じ確率としても、約200社ほどしかありません。難しくありませんか?
スクリーニング機能を利用し絞り込みはできますが、それでも分母が大きすぎます。
では、「分散投資すればよいのでは?」と思いますが、中々上手く行きません。なぜなら、
・統計的に「分散は平均値(または中央値)に近似する」
・かなりの資金が必要
となるからです。分散させすぎると、各指数に近似しますし、同時に資金も必要になります。
一方で、個別株投資で「インデックス投資以上のリターンを出している方もいる」のも事実です。その方々は、セクターローションやファンダメンタルズ分析、企業の特徴・将来性だけでなく、売買タイミングや株価チャートの形状といった努力をしています。
ここまで手を出したら、本業ですよね。副業で行える範囲を越していると思います。
以上から、「インデックス投資にはほとんど勝てない」という結論が見えてくると思います。勝てたとしてもほんの一握り、一部の方だと思います。
手をかけず、資産形成を図るなら「インデックス投資」がメインになると思います。
インデックス投資のデメリット
これまで、インデックス投資のメリットをお話ししてきましたが、もちろん欠点もあります。以下に、デメリットをまとめました。
・やることがない
・引き出すことがないと、資産が増えているが実感がない
・一部の銘柄が急騰しても、平均化され相殺される
・短期間で大きなリターンを得ることができない
インデックス投資はひたすら、毎月一定額を淡々と積み上げる手法ですので暴落しても、暴騰しても、どんなことが起こっても感情を無にしなければなりません。つまりは、定期積立設定をしたらただ放置、やることがないんです。
また、ここ最近の投資ブームも重なり連日のように株価が~~というニュースを目にします。これでは、嫌でも株価が気になってしまいますよね。
投資していると損得で感情的になってしまいます。その結果、売買を繰り返してしまうんですね。投資をしているからこその悩みだと思います。
投資で成功する人は「投資していることすら忘れている人」、「すでに亡くなってしまった人」と言われていますが、本当なんでしょうねw
個別株投資のメリットとデメリット
では、個別株投資のメリットとデメリットを見てみましょう!デメリットの面から確認していきましょう。
・複利が効きにくい
・手間がかなりかかる
・変動幅(ボラティリティ)がかなり大きく、リスクが高い
もっとあるかと思いますが、私が感じるデメリットを書き出してみました。
インデックス投資と比較してしまうと圧倒的にやることが多いですし、放置はできません。地政学リスクや金利、決算など確認すべき項目が多いからです。
さらに、ご存じの通り、利益が出た場合や配当金に税金がかかるため複利効果が低いです。
では、ここまでして個別株投資を行う魅力はなんでしょうか?そこで、下記に私が考える個別株投資のメリットを書き出してみました。
・本業以外に収入を得られる
・株主優待がある(設定している企業のみ)
・幅広い知見を得られる
・短期的に大きなリターンを得る可能性がある(※確率小)
一番大きなメリットは「本業以外に収入を得られる」ことだと考えています。普段の給料以外にも収入源があれば、少し贅沢に過ごすことができたり、旅行や趣味にお金をかけることだってできます。生活が豊かになることは間違いありません。
また、私の場合は転職し年収が下がりました。ですが、その低下分を配当金で補填できたため、転職を決意できました。
確かに、資産形成においてはインデックス投資が最適だと思います。ですが、生活を豊かにする方法の一つとして個別株投資は重要だと思います。
まとめ
かなり長丁場となってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました!
最終判断はご自身で行ってもらう必要がありますが、インデックス投資と個別株投資それぞれの特長を理解していただければ幸いです。
最後に、毎月の配当金でできることなどを簡単にまとめてみましたので、目標になさってみてください!
※投資は自己責任でお願いします。
本記事を参考にし、損失が発生しても一切の責任を負いません。
配当金で何ができる?
ここでは、配当金を月ベースに換算し、毎月何ができるのか?を身近な商品やサービスで考えてみましょう。
「自分ならこうする」や「ここが目標!」とご自身で考えてみて下さいね。
※個人的な主観が入ります。ご了承ください。
1)月100円(1,200円/年)
→缶コーヒーや缶ジュース、スナック菓子が候補でしょうか。
少し越えてしまいますが、100均の商品一つや350mL缶酎ハイも視野に入りますね。
2)月500円(6,000円/年)
→「お!」っと感じられるクラスでしょうか。
毎月500mL缶ビールを2本程度買うことができますね。
数か月に一度、ランチ代にもなると思います。
3)月1,000円(12,000円/年)
→少しまとまった金額になってきました。
1,000円ともなると、条件にもよりますが格安スマホの通信費や
Amazonプライムの年会費になります。
4)月3,000円(36,000円/年)
→月3,000円ともなると、月に一度は焼肉食べ放題に行けます。
運動好きな方はジム代もまかなえるのではないでしょうか?
毎月、少しお高いワインだって買うことができます!
5)月5,000円(60,000円/年)
→ここまで来ると、かなり余裕が出てきますね。
習い事や外食の機会を増やすことができます。
年に1回は贅沢な旅行にも行ける金額ですね。
6)月10,000円(120,000円/年)
→車種や油種にもよりますが、ガソリン代になりますね。
少し遠出の日帰り旅行も行けます。食費を少し贅沢にしてもいいかもしれません。
7)月50,000円(600,000円/年)
→家賃や食費に充てても十分な金額ですね。
地方なら2DK、都内でも1K程度なら可能な金額ではないでしょうか。
8)月100,000円(1,200,000/年)
→何ができるのかが全く思いつきませんでした。
月10万円も好きに使ってみたいですね!
因みに、私は年間の配当金が約70万円、税引き後で約55万円です。現在の家賃が4万円ほどですので配当金で家賃がまかなえています。余ったお金は、欲しいものがあれば購入しますが、物欲もないので大体が投資信託のオルカンの購入費用になってますw。
お問い合わせよりコメントや、ルールについてアドバイス等を頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!